アルツハイマー新薬レカネマブ承認へ

エーザイのアルツハイマー向け新薬レカネマブが日本国内でも承認の見通しとなった模様です。
対象は、軽度認知症と、軽度認知障害(MCI)の人。
壊れた神経細胞の再生は難しく、残念ながら症状が進んだ人は対象にはなりません。

まずは、PET(陽電子放射断層撮影)で、アルツハイマーの原因とされるたんぱく質(アミロイドβ)が脳に蓄積しているか検査で確認する必要がありますが、PETが受けられる施設は国内に60程度しかないのが当面の課題かもしれません。

2週間に1度点滴投与しますが、脳内の浮腫、出血などの副作用の懸念はあるそうです。

早ければ2023年中に実用化の見通しです。
国内の認知症患者は推定600万人ですが、今回のレカネマブの潜在的対象者は数十万人とされています。

Follow me!

    PAGE TOP
    タイトルとURLをコピーしました