高齢者福祉サービス

高齢者向けサービスの代表例はなんといっても介護保険です。
介護保険については詳しくはこちらのページをご覧ください。

介護保険以外にもさまざまなサービスが受けられる場合があります(介護保険外サービス)。
以下の一覧表にて「介護保険外」としてあるサービスが該当します。
なお、介護保険外サービスについては、お住まいの自治体によって内容が異なる場合が多いので、詳しくはお住まいの自治体におたずねください。

(2023年8月4日更新)

高齢者向けサービスの種類

主な高齢者向けサービスについて一覧にまとめてみました。介護保険対象のサービスについては、詳しくはこちらをご覧ください。

サービスサービス内容介護保険対象か
訪問介護いわゆる介護(保険)タクシー(通院等乗降介助)、買い物代行(一部)も含まれる対象
訪問看護対象
定期巡回要介護のみ
訪問入浴介護対象
訪問リハビリ対象
居宅療養管理指導対象
福祉用具貸与車椅子レンタルなど基本対象
福祉用具購入費対象
日常生活用具介護保険外
住宅改修費手すりの取付など対象
生活支援介護保険外
通所介護デイサービスのこと基本対象
通所リハビリデイケアのこと対象
小規模多機能型居宅介護対象
短期入所生活(療養)介護ショートステイ対象
特別養護老人ホーム特養要介護3以上
介護老人保健施設老健要介護のみ
介護療養型医療施設介護医療院要介護のみ
認知症対応型共同生活介護グループホーム要支援2、要介護
介護付有料老人ホーム対象
サービス付高齢者向け住宅サ高住介護保険外
在宅介護対応型軽費老人ホームケアハウス介護保険外
有料老人ホーム介護保険外
福祉有償運送福祉タクシー、介護タクシーとも呼ばれる 詳細は下欄介護保険外
配食サービス民間事業者が行う弁当の配達 結果として安否確認の役割も担っている介護保険外
買い物代行文字通り買い物を代行してもらえるサービス ボランティア団体や訪問介護事業者が手掛けているケースも介護保険外
介護予防・日常生活支援総合事業介護保険外で自治体が地域に合わせて行っているサービス介護保険外
日常生活自立支援事業通帳管理や、福祉サービスの利用などを支援 社会福祉協議会 詳細は下欄介護保険外

地域包括ケアと地域包括支援センター

地域包括ケア

地域包括ケアとは、高度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されるケアシステムのことを指します。

地域包括支援センター

地域の高齢者の総合相談、権利擁護や地域の支援体制づくり、介護予防の必要な援助などを行い、高齢者の保健医療の向上及び福祉の増進を包括的に支援することを目的とし、地域包括ケア実現に向けた中核的な施設のことです。ケアマネージャー、保健師、社会福祉士、生活支援コーディネーターなどが所属しています。

福祉有償運送(福祉タクシー)

福祉有償運送とは、高齢や障害等の理由でバス、タクシー等の公共交通機関を単独で利用することが困難な方に対して、NPO法人や社会福祉法人等が通院や通学などの日常的な外出、レジャーなどの趣味的な外出を支援するサービスのことです。

福祉有償運送を利用できる方は以下に該当する方のうち、他人の介助によらず移動することが困難で、単独ではタクシー等の公共交通機関を利用することが困難な方及びその付き添いの方です。

料金はさまざまですが、概ねタクシー料金の半額相当としているところが多いです。

その他つかえるサービス

生活福祉資金の貸付(リンク先は全国社会福祉協議会の例)
一時的に生活に必要なお金を借りることができます

日常生活自立支援事業(リンク先は千葉市成年後見支援センターの例)
日常生活自立支援事業とは、認知症高齢者、知的障害者、精神障害者等のうち判断能力が不十分な方が、地域において自立した生活が送れるよう、利用者との契約に基づき、福祉サービスの利用援助等を行うもの

①②ともに、国(厚生労働省)の事業であり、窓口が各地の社会福祉協議会となっています

よくあるご質問

Q
介護タクシーと福祉タクシーは何か違いがありますか?
A

ことばの定義も1つに定まっていない場合がありますが、もし介護タクシー=介護保険の適用を受けるタクシーという意味合いであれば、それ以外のものが福祉タクシーであるという考え方があります。また介護タクシーを広い意味での介護タクシーと介護保険適用タクシーの2つに分けるならば、広い意味での介護タクシーと福祉タクシーに特に違いはありません。ことばの定義づけ次第といえます

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