障害年金にまつわる永遠のテーマだと思います。働くと障害年金が止まる?あるいはどれくらい働くと障害年金が止まるのか?などなど
いちばん手っ取り早いのは実例をたくさん集めることだと思いますが、これは意外に難しいのです。
よって私の知っている数少ないサンプルをもとにご案内いたします。
ちなみに、これは障害基礎年金の一部にある所得制限に基づく年金停止の話題ではないことをあらかじめお断りさせていただきます。
はたらく=年金が止まる ではない
就労(働く)=年金が止まる ではないことは断定できます(そういうデータもあるので)。実際、就労継続支援A型に行きながら障害年金をもらっている方はいくらでも知っています。ただ確かに○級かという問題は残りますが。
どれくらい収入(所得)があると年金が止まるのか
いわゆる20歳前障害基礎年金については、一定の所得を超えると一部または全部の年金が支給停止となることは、正式にアナウンス、運用されています。ただここでする話はそういったことではなく、どのくらいの所得額があると、3級該当(国民年金の場合)、3級非該当(厚生年金の場合)となって、障害基礎年金の支給が停まってしまうのか?
率直にいって、公式にアナウンスされているものはありません。障害認定基準やガイドラインは大分細かく記載されるようにはなりましたが、結局最後は裁量だよね、という代物です。だから私などは、いっそ原点に戻って、収入額ではなく「就労に著しい制限」を強調した方がいいのではないかと思います。つまりハンディキャップ面に着目する方法ですね。実際一般就労で、この手法を用いて障害厚生年金3級を受給している方を私は知っています。そもそも現在は発達障害でも明確に障害年金は支払われるわけで、このようなケースはいくらでもありうると考えています。
いかがだったでしょうか?今回もここまでお読みいただきありがとうございました!